マイアミのアートフェア・レポート Part1/キュリオ定期便[2017/01/08]号

img_8491
[マイアミ・ビーチで]

2016年11月末から12月初旬にかけて、
マイアミで開催されたアートフェアのレポートを数回に渡ってお届けします。


毎年マイアミでは、世界のアート・フェアのなかでも、
とても人気のあるアート・バーゼル・マイアミ・ビーチが開催されます。

img_8488
[奥に見える白いテントはScope Art Fairの会場(まだ準備中)]

2016年の今回は、11月末から12月初旬にかけて開催。

ご存知の通り、アート・バーゼルは、スイス・バーゼルで1970年に最初に開催された世界最大のアート・フェアで、
バーゼルでは、毎年6月に開催。2002年から、今回訪れたマイアミ・ビーチで初開催されています。

続いて、2013年には、初のアジア進出となる香港で開催されました。
香港は、毎年3月に開催されています。

この世界最大のアート・フェアに集まる人々とともに、他の幾つものアート・フェアを誘致することにも繋がり、
マイアミ周辺で同時期に、10前後のアート・フェアを開催しているのではないでしょうか。

ちなみに私が確認できたアート・フェアを挙げると、
Art Miami
RED DOT ART FAIR MIAMI
Aqua Art Miami
CONTEXT Art Miami
Scope Art Fair
art concept
UNTITLED ART Miami Beachの7会場。
そして、もちろん ART Basel。

この中で、私が行ったのは、Art Miami、art concept、ART Baselの3つ。

マイアミ到着の翌日、11月30日に最初に訪れたのは、art concept。
今回滞在のホテルは、マイアミ・ビーチ側で、治安もそれほど悪くはない模様で、
アート・フェア会場も、マイアミ・ビーチ側とダウンタウン地区に大きく2つに分かれています。

img_8530
[art conceptのエントランス]

最初に訪れたart conceptは、ダウンタウン地区ではありましたが、
治安の悪さを感じることもなく、地元住民の足である路線バス(1回どこまで行っても2ドル25セント)に乗って、
一路会場付近まで。

art conceptは、それほど大きな会場ではありませんが、
art conceptというタイトルの“C”を模った会場設計で、全通路が弧を描いています。

参加ギャラリーは28。今回は、VIPチケットがあったので入場無料。
エントランスから、最初のお出迎え作品は・・・

つづく

有限会社キュリオ 代表 渡木章浩(とねぎあきひろ)

にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村

アートINDEX